シンク

水道光熱費

積み重ねが大切な節約

水道光熱費は、日常のなかでかかるお金の中でも節約が難しい分野です。
節約術はないわけではないのですが、それをやったからといって
いきなり半額など極端な減り幅にはなりません。

住宅で生活をしていると使う量にかかわらず基本使用料として
維持費がどうしてもかかってしまうため、ゼロにすることもできません。

つまり水道光熱費の節約をしようとするのであれば、
わずかずつの減少幅を積み重ねていくことで
コツコツと節約をしていくようにすることになるというわけです。

みんなの協力が必須

水道光熱費を節約するときに重要なのが家族との協力です。
一戸建てて生活をしているときは、家族同士が同じ目標をもって
節約を心がけなくてはなかなか成功をさせることはできません。

もし複数の同居人がいる家庭で水道光熱費の節約を目指すのであれば、
全員にきちんとそのことを伝えて協力を促すようにしていきましょう。
一人暮らしの家庭の場合には、節約は本人が心がければよいだけなので比較的楽ですが、
どんなに頑張っても下げ幅はかなり限定的です。
ですが家族との協力で行う水道光熱費では、
前年に比べて驚くほどの割合で減らすことも可能となります。

水道光熱費の節約は自宅の家計負担を軽くするだけでなく、
地球上で排出される二酸化炭素の量を減らすなどエコにも役立つというメリットもあります。
一軒一軒の行う節約が地球全体の環境保全にどれくらい役立つかというと
本当にわずか量でしかありませんが、それでもなるべくたくさんの家庭で節約を実践していくことで、
チリも積もればで大きな効果を呼ぶことにもつながるはずです。

「水道」「電気」「ガス」は引越や新築をしたときに
それぞれ地域の管理会社と独占契約を行い、引き落としまたは払込用紙が届くような方法がとられます。
マンションなど集合住宅の場合には独自の料金徴収方法がとられていることもありますが、
基本的には毎月戸別にその月にいくらかかったかを知らせる用紙が届きます。

おそらくほとんどの人はそのような料金レシートが届いたときにはちらりと金額を確認をしても、
次の月が来る前に捨ててしまうことがほとんどではないかと思います。
まずは光熱費の節約の一歩として、レシートを捨てずにとっておき
ファイルまたは記録をして月々の金額の変化を視覚的に認識できるようにしてみましょう。

可視化を行うだけでも、かなり節約意識を高めることができます。
灯油やその他暖房のために燃料を使っている場合なども、
月々の料金がわかるようにお金をわけて、水道や電気同様記録をしていくようにしましょう。