基本を守ることが肝要
水道料金を節約する方法の最初の基本は
「余計なときにはちゃんと蛇口を閉めておく」ということに尽きます。
あとは、流しっぱなしにしなくてはいけないときには出てくる水量を
少なめにして必要のない部分に飛んでいかないようにするということも重要です。
子供の時などには、歯磨きをしている最中も水を出しっぱなしにしていて
家族に怒られた記憶がある人もたくさんいるのではないかと思いますが、
歯磨き中には全く水を使用していないわけですから止めておいてもまったく問題がないはずです。
また蛇口を完全に締め切らないで、外出中や就寝中にポタリポタリと
出っぱなしになっていたりする場合もかなりの損失を出してしまっていると言えます。
家庭における水道代が最もおおくかかるのは、やはり体を丁寧にあらうお風呂場です。
ちなみに標準的なシャワーヘッドの場合、
お風呂で流しっぱなしにしていると1分間で約12リットルほどの水が流れていってしまいます。
12リットルということはペットボトルに換算すると
約8本ということになるのでかなりの分量になることがわかりますよね。
シャワーを使う時も歯磨き中と同じく体や頭を洗っているときは流しっぱなしにはせず、
洗い終わってから流すときに使う習慣をつけておくことが大切です。
ただし、水がもったいないからといって流す時間を短くしたり
十分に髪の毛をすすがなかったりするというのは本末転倒です。
石けんが体に付着したままになってしまうと、長期的に肌や髪の毛に大きなダメージが
与えられてしまったりするので、必要なところにはきちんと時間をかけ、
余計な部分をカットするという考え方で使用していくようにしましょう。
さまざまなグッズの活用も
水道料金節約のためのグッズも多くのお店で取り扱いがされています。
代表的なものが節水式のシャワーヘッドや、トイレタンクに入れて栓に重りをつけるような用具です。
シャワーヘッドは近年かなり性能面で優れたものがたくさん開発されており、
水流が強すぎる場合に出てくる量をおさえてくれる節水タイプの他、
高層住宅環境などにより水流が弱くてよけいに水を使ってしまいがちな人のために
水流の強さを増してくれるタイプなどさまざまなものがあります。
洗いながら流せるマッサージタイプのものなど本当にたくさんあるので、
美容と健康のためにぜひ一度購入してみることをおすすめします。
またそのようなグッズの他にもペットボトルなどに
水をためておくようにするといった方法で節水ができます。
おもしろい工夫としてはペットボトルに水を入れておき、それを湯船に沈めるという方法です。
そうするとペットボトルの体積分お湯を湯船にためなくてもすむので、
毎日お風呂に入るときの量を減らすことができます。