必要・不要なお金
遊興費と学習費は、言ってみれば日常生活の中では「なくてもいいお金」です。
ですが個人的な見解も兼ねて意見を言えば、
反対にこの部分にこそ厳選した内容でお金を使ってもらいたいと思っています。
遊興費といってもパチンコやその他のギャンブルのようなだらだらした消費が
思いついてしまうので悪いイメージが持たれてしまいますが、
ここでいう遊興費とは日常生活にハリをもたらしてくれるような趣味やイベントのことをいいます。
ちなみに法律用語としての「遊興費」はまさにパチンコや飲食店で湯水のごとく
お金を使ってしまうことをさしており、破産状態になっても自己破産として
認定を受けることが難しい状態になります。
そのように考えると、遊びや学びのためのお金を節約することの基本的な考え方になるのは、
いかに「必要なこと」と「必要のないこと、やめたほうがよいこと」を
分けることができるかということと言えます。
それでは「必要な」遊興費とはどのようなものかについて詳しくみていきます。
具体的には仕事や学業の合間に出かける旅行や、好きな趣味をするためのお金、
またはイベントへの参加費などです。
日々の活力には必要なお金
これらは確かに生きていくために不可欠なものとは言えませんが、それらを楽しみに生活を
することでより仕事や学業に対してのモチベーションを高めてくれるきっかけとなることです。
連休中に旅行などを計画していると、
それを待つまでの数ヶ月前くらいからワクワクしてやる気が出てきますよね。
また普段の生活では自宅と会社、学校の往復だけの毎日でも、旅行によって遠い世界や
とても美しい景色をみると見識が広がったり新しい出会いを体験することができたりします。
なので他の部分で家計を節約などしつつ、この遊びや学びに関しては
思い切りお金を使えるようにしていってもらいたいところです。
一方学びのための学習費は、その後のキャリアアップや人格形成に役立つ大変便利なものです。
学習費の具体例としては、本を購入したり資格講座を受講する、
またはセミナーに参加したりするということです。
また広い意味で学習ととらえるなら映画を見たりすることも
学習の一貫として捉えることもできるかもしれません。
資格取得のための学習費の場合には、仕事に直接関係していれば会社から補助を受けることが
できるかもしれませんので、どの講座を受講するかを決めるときには参考にしてみるといいですね。