意外に難しい食費の節約
食費の節約は簡単なようでかなり難しいことです。
もちろん、単純に食事にかけるお金を減らせば節約はすぐにできるのですが、
あまりにも極端で偏った削り方をしてしまうと長期的には大きな体調不良を招いてしまい、
トータルでは大損ということにもなりかねません。
よくある例が忙しくてお金もないという人が毎日カップラーメンやインスタント食品ばかりを
食べ続けてしまったことで、仕事中に倒れてしまうことになり莫大な入院費治療費が
かかってしまったというような場合です。
普段健康な食生活をしている人ほどよくわかると思うのですが、
ちょっと旅行先や出張でうまく食事ができない状況が続いてしまうと、
ほんの数日でもお腹の調子が悪くなりめまいや倦怠感を感じるようになってしまいます。
食費での節約をするときには、単純な価格面ばかりを気にするのではなく
長期的な健康コストまでも考慮しておくことが大切です。
利点の多い自炊
食費節約と健康向上の両面でメリットが大きいのはなんといっても「自炊」です。
自炊をするときには野菜や肉などを自分でスーパーなどで購入してきて、
煮る・焼く・茹でるといった方法をしていきます。
実はこの自分が何をどのくらい食べているかということを意識しながら食べるということは
健康上とても大切なことで、それをするだけでもかなり健康向上をすることができます。
市販の出来合いものがよくないのは、この自分が食べているものに
どんなものがどれくらい入っているかわからないためです。
料理は慣れるまでは失敗も多いものですが、
もしあまり料理が得意でないという人は最初から難しいものを作ろうとせずに、
あまりたくさんの材料を使わない簡単なレシピから試してみるようにしてみましょう。
下記のサイトなどは安い材料費で手軽に作ることのできる便利なおかずを紹介してくれています。
もっとも最近は若者を中心に健康と節約に意識が高まっているので、
若い男性でも自分でお弁当を作って会社にいくような人も増えているようですね。
お弁当は他の料理とまた少し種類が違っていて、
小さな容器の中に複数のおかずをきれいにいれていかないといけないという面倒な点もあるのですが、
慣れてくるとかなり楽しく作業をすることができるようになります。
また節約とは直接関係ありませんが、料理をすることで指先から
脳の動きが活発になっていくので毎日の生活にハリが出て心の健康も維持しやすくなります。