暑さはガマンしないこと
夏本番を迎える前には、ぜひとも知っておきたい暑さを防ぐコツがあります。
最近は節電傾向やクールビズのとりくみもあり、暑いからといってすぐにエアコンの温度を下げるということもしづらくなっています。
そこで夏前には暑さを少しでも防ぐことができるようなグッズが各種登場してきますが、それらはどのように利用をしていくのが良い方法なのか、少し調べてみました。
まず最初に知っておいてもらいたいのが、暑さに関しては絶対に我慢は禁物ということです。
毎年熱中症にかかって病院に搬送される人が多くいますが、熱中症が起こるのは屋外だけでなく室内や日陰でも十分に起こります。
人は体内の温度が上がり水分が不足すると気を失ってしまうので、そのまま放置をされるとかなり危険な状態になります。
熱中症によって病院に搬送されて治療を受けるとなると、そのために数万円単位の費用がかかってしまうこともあるので、エアコンやグッズを購入する金銭を必要以上に絞るのはむしろ逆効果となります。
暑いと強烈に感じて体力的にきついと感じたら、まず無理をするよりもエアコンの温度を下げることを選んでください。
特に年配の方などはやせ我慢が美徳のような思い込みをされていることもあるので、かつて我慢ができるレベルであった夏の暑さと現代の気温はレベルが格段に違うということは最初に意識をしておいた方がよいでしょう。
設定温度は重要
さて、暑さを防ぎつつ節約をするコツですが、まずエアコンの設定温度は28度が理想です。
エアコンの温度設定は節電の話題で必ず登場してきますが、設置温度を1度上げるだけでも電気料は10%程度も低くなるので決してあなどることはできません。
またコンバーター機能のあるエアコンをできるだけ使うようにするとともに、運転は「自動」を選んで適切な運転をしてくれるようにすることも大切です。
ありがちなのが、室内の温度が高くなってその場にいるメンバーが我慢できなくなってからようやくエアコンのスイッチを入れるという方法ですが、これはむしろ逆効果です。
節電のためにはエアコンのスイッチはあまり入切を頻繁には行わず、できたら本格的に室温が上がる前にスイッチを入れて自動運転に任せるという方法の方が結果的に電気料を減らすことができます。
また細かいことですが、エアコンには必ずある室外機にもちょっとした工夫をするとかなり節電になります。
室外機の排気口を塞がないように気をつけながら日陰を作って直射日光が当たらないようにするだけでも大きな効果があります。